2017年11月25日(日)、グランフロント大阪にて「滋賀移住MEET UP!〜移住とか、地方暮らしとかについて、ぶっちゃけ!〜」が開催されました。
皆さんは、「移住」という言葉を聞くとどのようなイメージを持ちますか。不安や迷い、チャレンジしたいことなど様々なものが出てくると思います。
このイベントは、そんな「移住」に対しての不安や迷いを「ぶっちゃけ」てみようという場。前半は3名のゲストから移住についてのあれこれをお聞きし、後半は参加者同士で話し合いました。
〜滋賀移住MEET UP!〜移住とか、地方暮らしとかについて、ぶっちゃけ!〜
まずは、ゲストトークからスタート!今回の登壇者は、滋賀に移住した3名の方々です。
一人目は、デザイナーの立澤竜也さん。米原駅前にあるおしゃれ飲食店の立ち上げに関わったことをきっかけに滋賀に移住されました。最近は、滋賀のいいものを全国に発信するため、ネットショップなどの立ち上げもされています。
二人目は、元スノーボード選手の清水広行さん。スノーボーダーとして世界を飛び回ったのち、家業を継ぐため滋賀に帰ってこられました。100メートル流しそうめんなどのイベントで地域を盛り上げておられます。
三人目は、滋賀県大で地域学を研究されている上田洋平さん。全国的に見ても学生の割合が多い滋賀県で、若者の力を生かしたいと活動されています。
モデレーターは、株式会社いろあわせ代表・北川雄士が務めました。
まずはじめに、「チャレンジしていること」
スノーボーダーとして世界を飛び回っていた清水さんは、故郷を離れてみて改めて滋賀の良さに気づけたそうです。「滋賀の魅力が思いの外伝わっていないことに気づきました。もっともっと発信していきたいと思うとワクワクしてきました」。
清水さんは今、2月に西浅井でイベントの企画をしています。「わざわざきてもらえるような、面白いイベントにしたいです!」と話されていました。
不安には2種類の不安があるというのは、デザイナーの立澤さん。決める前の「どうしよう」っていう不安と、決めてから「どうしよう」っていう不安では対処法が違うとのことです。
「前者の方は迷いが生じるけれど、後者の方は決めてしまっているからやるしかないんですよね。だからこそ、動くしかない!と気合いを入れることができます」。
後半は、参加者全員で移住についてぶっちゃける時間。参加者同士で4~5人のグループを作り、今の「不安」や「チャレンジ」について話し合いました。
一緒に移住の悩みを考えたり、移住の楽しさを聞いて思わず笑顔になったり、参加者それぞれの移住に対する考えや住んでいる環境が違う中、ともに真剣に向き合い話し合う有意義な時間になりました。
ブジネスとは!?!?
ぶっちゃけコーナーの最後には、上田先生の「ブジネス論」で会場は大盛り上がり!課題の多い世界や日本で解決手法としてビジネスが行われているのに対し、滋賀では課題が少ないため、「そのままでいい」という無事経済=ブジネスが成立すると上田先生。
「滋賀は地味に思われがちですが、幸せがしっかりとある場所。受け継ぐ豊かさは非常に魅力的だと思いますよ」。
最後には、モデレーターを務めた株式会社いろあわせ・北川雄士から「移住すると幸せになれます」とのメッセージ。
移住をするには、今の生活や関係性など何かを捨てなければいけません。その中で自分が何を大切にしたいか気づくことができます。他者と比較・競争をしてしまいがちな都会暮らしの自分から、本当に大切なものを決める自分へ。
移住は、単に場所を変えるというだけでなく、自分自身の考えや生き方を見つめ直す時間にもなります。
予想をはるかに超える方々にご参加いただいた「滋賀移住MEET UP!〜移住とか、地方暮らしとかについて、ぶっちゃけ!〜」はこうして、大盛況のうちに終了しました。
ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました!
(文・馬場 奏)
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