11月9日、「ぶっちゃけ!就活セミナー」を開催しました。
雨の中、temincaには10人程度の学生と社会人の方が集まってくださいました。
「ぶっちゃけ!就活セミナー」とは、就活にモヤモヤしている人向けに開催されたイベント。
学生の中には、就活生と呼ばれることに違和感を持っていたり、就活の腰が重たいな…と思っていたりする人も少なくはないはず。
滋賀の企業で人事をされている社員さんたち「チーム北びわ湖B’s」が中心となり、就活やはたらくについて「ぶっちゃけ」るイベントを開催することになりました。
まずは、パネルディスカッションから。
企業の人事の方が、就活について「ぶっちゃけ」る時間です。
登壇者は、企業の人事の中から、高橋金属の大洞さん、扶桑工業の吉井さん、利高工業の津田さん。
緊張するなあ、と言いながらも笑顔で話し始めてくださいました。
本音で向き合える就活を
「いかに学生の本音を引き出せるかという所を意識していますね」
そう口を開いたのは、利高工業の津田さん。
就活のために作った自分ではなく、「本当の自分」で面接に来て欲しいとおっしゃいます。
津田さんは、お互いが分かり合えるようにしたいと思い、まずは面接官である自分から本音で接するように心がけているとのこと。
吉井さん、大洞さんからも、学生にできるだけ固くない言葉で、面接前の学生がリラックスできるように声をかけていらっしゃるようです。
就職活動をしていく中で、自分をよく見せたくなることもあるはず。
本音で向き合って欲しいと学生に言うだけではなく、企業の方からも本音を言えるように向き合っておられる姿はとっても素敵でした。
ものづくりの知識より、素直さが大事
パネルディスカッションの途中では、「特に、こういったものづくりの会社になると、理系じゃないとダメですよね?と言われることもある」と嘆く姿も。
実は、会社のことを知らずに入ってくる人もいるのだとか。
会社のことや製品のこと、ものづくりの知識がなくても、大丈夫な会社も多いようです。
「来て欲しいなと思うのは、自分に素直な子と、失敗してもなんとかしようとする子ですね。」
中にはこんな声も出てきました。
知識や経験よりも、正直に向き合い、自分の力でなんとかしようと行動できることが大事なのかもしれません。
就活のモヤモヤを吹き飛ばそう
後半は、参加者を交えてのフリートーク。
参加者から出てきた「就活の気になること、聞きたいこと」を中心に、ワイワイと話す時間になりました。
登壇者は、企業の人事の中から、エノモトの西川さん、新江州の越中さん、ワボウ電子の岡田さん。
「資格っていりますか?」
「社員の雰囲気をリアルに知ることって出来ますか?」
「自分の適正ってどうやったらわかりますか?」
参加者からどんどん出てくる質問に丁寧に答えてくださる社員さんたち。
「闇雲に資格を取るより、自分のやりたいことや好きなことに一生懸命になった方が身になると思う。」
「会社の雰囲気は見たらわかる!ウチは連絡くれたらいつでも案内できます!」
などなど思わず頷くお話がいっぱい出てきました。
“就活生って呼ばれることに違和感がある。”
“内定取れない気がしてどうしよう。”
たくさんの情報が溢れる中で、どうしても不安は拭えないもの。
そんな就活にモヤモヤしている人に、ちょっとでもヒントやキッカケがうまれたのなら、とっても嬉しいです。
ご参加くださった学生さん、登壇された企業さん、ありがとうございました!
(文:馬場 奏)
ご登壇いただいた企業さんのおしごと
『大切なことを大切にする、本気で取り組む“働き甲斐No.1企業への挑戦”。』(高橋金属株式会社)
『米原で見つけた売上100億円の超優良企業!その実態に迫ってみました』(利高工業株式会社)
『20代が活躍できる職場ってどんなところ?秘密にせまる』(株式会社エノモト)
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