グローバルに活躍する

メイドインジャパンにこだわるものづくり /株式会社NANGA(ナンガ)

伊吹山の麓、のどかな田園風景が広がる米原市に本社を構える「株式会社NANGA(ナンガ)」。古くから養蚕業、真綿布団の産地として有名なこの地で、メイドインジャパンのクオリティーにこだわり、ものづくりをすすめる羽毛製品メーカーです。

第一線で活躍する登山家から一般のキャンパーまで、幅広い支持を集める寝袋をはじめ、近年はOEM(他ブランド製品の製造)やアパレルブランドとのコラボレーション製品を手がけ、いまや全国区の知名度を誇ります。
ゆるぎないものづくりへの想いや仕事との向き合い方について、代表取締役社長の横田さんにお話を伺いました。

下請けからメーカーへの転身!「挑戦」の気持ちを込めてつけられたNANGA。

会社を軌道にのせるため、日夜奔走されてきた3代目、代表取締役社長の横田 智之さん。
お話を聞けば聞くほど、仕事に対する熱い想いがビシビシ伝わってきます。

「もともとは真綿布団の加工会社として僕の祖父がはじめたんですが、縫製の海外シフト、コスト削減の影響を受け、長年培ってきた縫製技術と羽毛のノウハウをもっと活かせないかと、父の代からは寝袋の製造メーカーとして新たにスタートを切り、社名も横田縫製からNANGA(ナンガ)へと変更しました」。

NANGAの由来はヒマラヤにある標高8,125mの高峰ナンガパルパットから。登頂困難な山に挑むように、困難にも果敢に立ち向かおう!そんな挑戦の気持ちを込めて名付けられました。

メイドインジャパンのこだわりと国内唯一の永久保証。

本社内に設置されている寝袋のサンプル。

NANGAのこだわりはなんといっても羽毛です。長年培ってきた羽毛の選定、洗浄、管理のノウハウを活かし、国内生産することで製品精度を高め、他社にはないより軽く、より暖かなメイドインジャパンの羽毛製品をつくっています。

さらに驚くべきは「永久保証」サービス。自社生産で得た独自のノウハウにより、寝袋の破れや穴あきのお直しは永久に無償!製品への絶対的な自信があるからこそできる国内唯一のサービスです。

OEMの実績を積み、自社ブランド確立へ。

所狭しとならべられたダウンジャケットの数々。

「僕が社長になった頃はちょうど、某衣料品店で1,980円のフリースが大ヒットしてたんです。だから1着2〜3万するようなアウトドアメーカーのフリースは全然売れません。そこで困ったメーカーから、フリースに代わる手頃な価格のウエアがほしいとの依頼を受けてつくったのが、僕が最初に手がけたダウンジャケットです」。

それまでも自社のダウンジャケットはあったものの、まだまだ無名でした。トライアルの試みは好評で400着ほど販売。そこからウエアのOEMをいくつか手がけるようになり、コツコツと実績を積み上げていきました。

「はじめは受注を取りすぎたり、納期が遅れたり、まぁ色々ありましたね。従業員に迷惑をかけたこともあったけど、徐々に知名度があがり、アパレルブランド×NANGAのダブルネームのコラボレーション商品もでき、自分たちのオリジナルブランドを打ち出したときも、ユーザの皆様に評価してもらえました」。

現在の売り上げはウエアが7割、寝袋が3割。今後もメイドインジャパンのクオリティーにこだわり、NANGAファンの皆さまにご納得いただける製品を提供し続けていくとともに、将来的には海外展開も視野に入れています。そのためにも優秀な人材の確保が急務です。

従業員の夢が会社の夢になるような企業をめざしたい。

業績だけはなく、従業員の働く姿勢を大切にされている横田社長。

「求める人材は活発で素直なひと。最低限、自分のやるべきことをやったうえで、どれだけ考え行動できるか。言われたことだけしているようではダメ。苦労して学んだ時間があれば、そのあとの仕事はきっと楽しくなる。努力を努力と思わず楽しめる人は絶対伸びます」。

社長になって一番良かったと思うことは、従業員の夢をかなえるレールを引けること、と横田社長。

「どうなりたいかを決めるのは従業員一人ひとり。ナンガの未来は働く人たちにかかっているっていっても過言じゃない。みんなの夢が会社の夢であってほしいし、それをかなえるのが僕の1番の仕事だと思ってます」。

実際の仕事ややりがいについて、社員の皆さんにも聞いてみました。

自分が携わった製品がならんでいるのを見ると、しんどさもふっとびます!

生産管理部の大橋奈穂美さん。会社の成長期を支えたスタッフのひとり。笑顔の中にも強さと自信が伺えます。

生産管理部の大橋さんは入社7年目。お客様から受注いただいたOEM製品の企画から生産、納品までの管理をしています。

「企画の打ち合わせにはじまり、サンプルづくり、量産に向けての資材手配や生産ラインの準備、あと、協力工場さんへの連絡窓口も担当しています」。

はじめは覚えることばかりで大変だったという大橋さん。取引先ごとに仕事の進め方が異なるので、柔軟な対応が必要になってきます。

「納期が近づくと、お客様と現場の板挟みになって大変なときもありますが、メンタルはずいぶん鍛えられました(笑)。無事に納品でき、自分が携わった製品が店頭にならんでいるのを見ると、嬉しくてしんどさもふっとびます」。
会社の成長とともに事務所や縫製のスタッフ数は増え、職場の環境も整ってきました。

2年に一度は海外旅行。慰安旅行は他部署の方と交流できる良い機会。

慰安旅行でタイへ行った際に撮った集合写真

「年1回の慰安旅行は普段交流の少ない部署の方とも交流できる良い機会になってます。2年に一度は海外に行け、去年は東京ディズニーランド、今年はタイへ行きました。業績が良いと決算ボーナスがあったり、社員割引があるのも魅力です」。

大橋さんと同じ生産管理部の吉田さんに、縫製の現場を案内してもらいました。

羽毛の吹き込みにはスピードと繊細さが必要。

生産管理部 吉田 一貴さん。 まだ入社1年半?と思うほど、縫製のことをよく勉強されていて、話上手。仕事への愛を感じました。

「これはダウンジャケットのフード部分で、羽毛を入れる前の「がわ」と呼ばれるものです。一般的な洋服は表地と裏地からなりますが、ダウンジャケットの場合は、間にダウンパックというのがあって、3〜4層構造になっています。このダウンパックの部分に羽毛を吹き込み、最後にくちをとじて仕上げていきます」。

羽毛の吹き込みスタッフは5名。慣れた手つきで次々と羽毛を充填していきます。

あらかじめジャケット一着分に必要な羽毛をセットし、えり、フード、袖、前身頃、後ろ身頃と、引き算方式でそれぞれに羽毛を入れていきます。最後に羽毛がゼロになったら充填完了。ほんの数グラムの誤差も許されない、スピードと繊細さが必要な作業です。

大切に育てて送り出す。製品づくりは保育の仕事と似ています。

吉田さん一番のお気に入りは、このタキビダウンジャケット。難燃素材を使った燃えにくいダウンジャケットです。

前職は保育士だったという吉田さん。アパレルに興味があって入社し、現在は大橋さんの後輩として業務に励んでいます。

「個性的なメンバーが多く、楽しく働かせてもらってます。保育と今の仕事は意外と似てて、生産管理の仕事が幼稚園の先生だとすると、取引先のお客様は保護者、製品は子供。保護者さんが預けてくれた子供を大切に育てて、一人前になったものを送り出す。そんな気持ちで日々取り組んでいます」。

みんなで助けあえる職場の雰囲気が好き!

最年少ながらダウンジャケット量産班の管理者に大抜擢された縫製部の杉山 友依さん。まだ、あどけなさが残るも、仕事に対する意欲は人一倍!将来が楽しみです。

杉山さんは入社2年目の19歳。岐阜県の高校で服飾の勉強をしていましたが、地元では希望の求人がなく悩んでいたところ、学校の先生からNANGAの求人を聞き、高校卒業後 に入社。今は米原で一人暮らしをしています。

「入社前にどんな職場か見学に来たら、日本人の社員の方と外国人研修生の皆さんが仲良く会話されていて、とても雰囲気が良かったんです。それでここで働きたい!と思いました。岐阜県の地元とまちの雰囲気も似ていて、とても住みやすいです」。

配属された縫製部には、ダウンジャケットの量産班、寝袋班、サンプル班、修理班があり、杉山さんはジャケット量産班の管理を任されています。

「縫製の指示や次に縫う型の準備、担当班のスタッフのスケジュール管理をしています。1番年下の私が指示を出すことに抵抗がありましたけど、ようやく慣れてきました」。

班の管理を任されるようになって数ヶ月。まだまだわからないことも多い中、
国籍や所属班が違っても、みんなで助けあえる職場の雰囲気が好きという杉山さん。

「外国人研修生の皆さんともコミュニケーションを取れるようになり、自分の自信にもつながっています。少しずつ難しいことにトライして、自身の縫製技術も磨いていきたいです」。

他社にはないこだわりで今後ますますの発展が期待されるNANGA。
若い従業員が多く、明るくエネルギッシュな職場で一緒にモノづくりをしませんか。

(文・濱崎 正子)

株式会社ナンガの求人詳細
法人名
株式会社ナンガ
募集業種
生産管理、資材管理、縫製技術
雇用形態
正社員
応募資格
未経験可、経験者優遇
求める人物像
モノづくりの現場が好きで、明るく、責任感が強い人
勤務地
滋賀県米原市本市場182-1(JR近江長岡駅 徒歩20分)
勤務時間
8:30-17:00
給与
新卒採用:180,000 円+各種手当て~(年1回昇給。賞与あり1~2回/年)
中途採用:経験考慮のうえ、弊社給与テーブルを基本に応相談
待遇
交通費一部支給・社会保険・雇用保険
資格取得に掛かる費用の補助制度、育児休暇・介護休暇・出産休暇
WEBサイト
https://nanga.jp/
メッセージ
メーカーとしていろいろな製品を企画、生産、販売していくことはとても大変ではありますが、1からモノづくりをして、最終お客様が満足いただける製品を作り出す事はとてもやりがいがあり、喜びを感じることができると思います。平均年齢35歳と若いスタッフが多い中で一緒にモノづくりをしていきましょう
選考プロセス
1)本サイト下部の応募フォームよりエントリーください。
2)1週間以内に弊社、担当者からご連絡いたします。
 <ご希望の場合、事前の会社見学も受け付けております>
3)面接実施(1〜2回)※中途採用の場合面接は2回
4)面接後、合否に関わらずご連絡いたします。
5)職場体験トライアル開始(1週間程度)
6)採用決定

株式会社ナンガへの応募について
1. ここで働いてみたい!という方

「自分に合ってるかも!」「ここで仕事してみたい!」そんな方は、求人応募のページへ。
しがと、しごと。の掲載企業に応募するボタン

2. 応募する前にもう少し詳しく知りたい、相談したい方

「記事がちょっと気になるので相談したい」「良さそうだと思うけど、自分に向いているかよくわからない」そんな方は、ご相談のページへ。
しがと、しごと。に相談するボタン

3. LINE@で気軽に相談したい方

「そもそも、これからの働き方について悩みがある」など、就活や転職・移住について、LINEアカウントでも匿名で相談できます!どうぞ気軽にご活用ください。しがと、しごと。のLine@登録ボタン

関連記事

  1. 鴨ロース

    おいしいをつくる

    鴨肉文化を長浜から、全国へ

    「琵琶湖では昔から、鮎(あゆ)と鴨(かも)は親戚みたいなもんなんです。…

  2. 一圓テクノス集合写真

    求人情報

    見えないところでの“当たり前の快適”を提供!建物に命を吹き込む仕事を一緒にしませんか?

    病院やショッピングセンター、イベントホールに学校。たくさんの人が集まる…

  3. 数々のバネ

    グローバルに活躍する

    見えないけれど奥深い“板バネ”の世界!ニッチな分野で社会を支える

    東近江市園町にある「宮川バネ工業」は、パナソニックや日本発条など大手メ…

  4. 元気な子供達

    人とかかわる・つながる

    子どもの可能性を引き出す、究極の保育園って何だろう?

    “子どもの可能性は無限大!”親になると、誰しも一度は思わされるこの…

  5. 上西産業さまの主力製品
  6. ドローン撮影

    地域で生きる

    ドローンであらゆるものを「はかる」! 無限の可能性を秘めた測量のパイオニア/株式会社サンキ

    「はかる」といえば測量。測量といえば、まちで見かける、黄色い三脚につい…

しがと、しごと。に相談する

しがと、しごと。の掲載企業に応募する

求人記事

  1. 外観写真
  2. ドローン撮影

おすすめ記事

公式LINE@へも、気軽にご相談ください。

しがと、しごとのLINE@に登録する

法人

『しがと、しごと。』の新着情報は、SNSでも配信しています。

  1. 工房しゅしゅ

    おいしいをつくる

    素材を輝かせ、自分も輝く!酒粕を使った『湖のくに生チーズケーキ』で滋賀の魅力を世…
  2. 遠塚社長

    グローバルに活躍する

    農業の仕掛人!枠にとらわれないアイデアで、未来を楽しく。
  3. 伊藤佑では、将来に向けた『トータルカーサービス』を実現

    伝統を受けつぐ

    “人を喜ばせること”を一番に、滋賀で暮らしの“当たり前”を支える仕事
  4. 株式会社光栄テクニカ

    モノをつくる

    “人”が“支”えるものづくり。“伎術”で極める「モノづくり集団」
  5. 笑顔の社員のみなさん

    グローバルに活躍する

    米原で見つけた売上100億円の超優良企業!その実態に迫ってみました
PAGE TOP