柔軟な発想で進化! IT出身の社長率いるスマートな建設会社 /株式会社橋本建設

「大変そう」「働いている人が怖そう」「休みがなさそう」・・・。そんなイメージが定着してしまっている建設業において、IoTの活用や手厚いサポートで魅力ある職場づくりをめざしているのが「株式会社橋本建設」です。

3K(きつい・汚い・危険)のイメージとは異なる働きやすい環境で、産学地連携となる新規事業も推進中。
「進化」をキーワードに事業フィールドを拡大しつづける同社の代表取締役社長、橋本健一さんにお話をお伺いしました。

 

一番の強みはグループ会社間で事業リンクさせ、仕事を完結できること

穏やかな口調で質問のひとつひとつに丁寧にお答えいただいた代表取締役社長の橋本健一さん。
IT業界ご出身というだけあって、ぜんぜん建設会社の社長さんっぽくなくてびっくり!(すいません)。

「昔は各家庭にプロパンガスがあったので、祖父がプロパンガスの販売会社をつくり、ガスのメーターのチェックや集金をしていましたが、都市ガスが整備されるのとともに米原駅近くの山を購入して、山土を削って販売するようになりました。そこから造成工事や道路工事などを請け負って技術を磨き、建設会社へと転換していきました」。

1971年に「橋本建設」として本格的に建設事業を開始した後、1979年(昭和54年)には「オオミ建設」、1986年(昭和61年)に「橋本不動産」、2010年(平成22年)に「橋本ホールディングス」を創業し、「進化」をキーワードに事業フィールドを拡大させてきました。

「当社の一番の強みは、グループ会社間で事業をリンクさせ、仕事を完結できること。例えば、橋本不動産が田んぼを買い、オオミ建設が田んぼを埋めて橋本建設が造成し、それを橋本不動産が売る。全てグループ内で仕事をまわすことができるので、その分、ローコストで販売できます」。

 

柔軟な発想と提案型のビジネスがこれからの主流

建設現場にもIoT。端末と測量器を連動させることで業務を効率化できます。

実は、建設業があまり好きではなかったという橋本社長。

「やっぱり、怖いおじさんばっかりのきつい世界っていうイメージがあって(笑)、大学では情報処理工学を学び、卒業後も東京でIT系の会社に入社してプログラミングの仕事をしていました」。

それが一転したのは約15年前。

「ビルの一室にこもって作業する毎日から、滋賀に戻って家業を手伝うようになったら、お天気の心配はあるし、現場には出ないといけないし、私より年上の経験ある先輩ばかり。まったくの畑違いで最初は戸惑いもありましたけど、だからこそ、仕事の進め方や職場環境を変えたいという想いはありました」。

東京で培ったIT技術や論理的思考を武器に、コストや機能性など、お客様へのアイデアや技術提案を盛り込んだ企画書を社長自ら提案。実績を積み、昨年は創業以来の5億円超規模となる大きな仕事が取れ、はじめて滋賀県外の土木工事も受注できました。

「公共工事の場合、昔より提出書類が細かく複雑化し、一現場一監督では厳しい状態です。現場では、端末と測量器を連動させデータ収集や分析を行って業務を効率化するなど、IOT(Internet of Things)を積極的に活用して生産性をあげたいと考えています」。

 

社員研修・資格取得支援が充実!長期休暇も取れます!

社員の安全は何より大切!社内で安全衛生教育を実施し、座学研修、実地研修を行っています。

「生産性をあげるには技術力向上のための社員研修も欠かせません。外部の講習会に参加して最新技術や法改正について学んでもらったり、安全教育は社内に講師を招いて従業員と協力会社の皆さんも一緒に参加してもらっています」。

ドローン操作についての社内研修。現場の空撮やドローンを用いた測量が可能になり、工期の短縮等の効率化をすることができます。

こんな研修やってほしい!という社員の要望も積極的に受け入れ、先日はドローンの操縦資格を持った社員が中心となってドローン研修を実施しました。

1級土木施工管理技士をはじめとする国家資格や、職長、作業主任者などの資格取得支援も積極的にサポート。費用はすべて会社負担で資格に応じた手当も出ます。

「公共工事、民間工事ともに9月〜3月の下期が繁忙期。台風や雪などの心配があって大変なときもありますが、上期は比較的仕事が落ち着くので休暇が取りやすく、季節の良い4月に2〜3週間の長期休暇を取る社員もいます。」

 

職場体験から産学連携クラフトビールまで。もっと彦根を盛り上げたい!

幼稚園、保育園を対象にしたCESAアクションプログラムでは、工事現場の見学、重機の乗車体験を実施。

地域貢献にも力を入れ、地元の大学や商工会議所を通じたインターンシップの受け入れや、幼稚園、小学校を対象にした職場体験学習は年に4〜5回実施。現場見学や重機の乗車体験を通し、建設業の重要性を伝えています。

「育ててもらった彦根に少しでも恩返しできたらと思っています」と笑顔で語る橋本社長。

「建設現場は、安全面から基本的に第三者立ち入り禁止のクローズな空間です。だけど、地元の方に騒音等でご迷惑をかけるのに、なかで何をしているかわからないというのはどうなのかなという思いがあって、できる限り開けた空間をめざしています」。

現在は異業種にも進出し、産学連携による新規事業を推進中!地元が中心となって大学・企業と連携し耕作放棄の土地を利活用すべく、クラフトビールの醸造所計画をすすめています。

「1年後の開業をメドに建物や設備、醸造方法について検討中です。彦根には酒蔵がひとつもないので、彦根初のクラフトビールとして地域発展のお役に立つことができたら嬉しいです」。

そんな幅広い事業フィールドで「進化」し続ける橋本建設では、工事現場のマネジメントを任せられる人材を募集しています。

仕事のやりがいや求める人材について、社員の皆さんにもお話を聞きました。

 

活躍の場をつくってもらえた。出会うべくして出会えた運命の会社です!

新設された総務部 広報・企画室の水野華織さん。大学では、デザイン、経営、工学を幅広く学び、
滋賀県立大学の大学院でまちづくりの勉強をするため、6年前に滋賀県に引っ越してきました。

総務部 広報・企画室の水野さんはまだ入社半年。とはいえ、Webサイトやチラシ作成といったデザイン業務をはじめ、新規事業や人事採用のサポートなど、即戦力として幅広い業務をこなしています。

これまでは技術者中心の会社でしたが、デザインの力で会社をより良くしてもらいたいとの期待を込めて、水野さんの採用を機に新しく「広報・企画室」が誕生しました。

「自分の居場所、活躍できる場所をつくっていただけて感謝しています。柔軟な発想をお持ちの社長だからこそ、色々と提案しやすく自由に働かせてもらっています。私のイメージしていた建設会社とは良い意味で違いました。

湖畔から間近にみえる打ち上げ花火。こんな慰労会ならぜひ参加したい!

現在、橋本グループ全体の社員数は52人。年に1〜2回、自由参加の慰労会があり、この夏は地元、彦根花火大会を特等席から楽しみました。

「滋賀の魅力は、基本的な都市機能は揃いながらもほどほどの田舎暮らしを楽しめるところ。移住希望の方の候補地としても強くオススメします!」。

今回求人募集の土木施工管理を担当している住友さんにも聞きました。

 

工事が完成したときの達成感はなにものにも変えがたいよろこび!

土木施工管理の住友賢治さん。専門学校卒業後に入社し、今年で20年目のベテラン社員。
現在はJRの踏切渋滞緩和のためのトンネル「アンダーパス」をつくる現場を担当しています。

「朝は朝礼からスタートし、発注者との打ち合わせや技術者の指導、工事の進捗管理といった現場管理や監督業務をしています」。

これまでで一番印象に残っている仕事は、米原と長浜をつなぐ観音坂トンネルの築造工事だったという住友さん。

長浜市石田町~米原市朝日を結ぶ観音坂トンネルの工事風景。約3年がかりで完成しました。

「それまでトンネル工事なんてやったことなかったので、なにもかもが初めての経験で、貫通する瞬間はものすごく緊張しました。工期中は大変だったけど、自分に任された現場を責任をもって完成まで仕上げる醍醐味はあります。暮らしが便利になるのをみるのも嬉しいし、完成したときの達成感はなによりのよろこびです」。

最後に採用担当の明河さんに、求める人材について伺いました。

 

現場でのマネジメント力が必要。文系や未経験の方もOK!

営業総務部長 採用担当の明河賢(アケガワマサル)さん。銀行から橋本建設に出向して1年半。
人材採用をはじめ、総務関連や地域貢献活動、財務を担当しています。

「土木建設の知識を習得されている方はもちろん大歓迎ですけど、工事発注者、近隣住民の方々、協力会社さんと上手くつきあえる現場でのマネジメント力も求められます。コミュニケーション力が高い人なら文系や未経験の方にもぜひ応募してもらいたいです」。

外部から入社したときの第一印象は、社長をはじめ、社員皆が温厚でざっくばらんに話せるカジュアルな雰囲気に驚いたという明河さん。

「この業界でここまで働きやすい会社はめずらしいと思います。建設会社に対するイメージを取り払って、興味のある人にはぜひ来てもらいたいです。私は大学が名古屋だったので、一度県外で暮らし、就職で地元に帰ってきました。いったん外の空気を吸うことで学べることもあるし、Uターン、Iターンで滋賀に住もうかなと考えている人には、そういった外での経験を生かして、一緒に滋賀のまちづくりに寄与してもらえたら嬉しいです」。

土木施工管理は、近年日本中で多発している災害の復興や防止などのインフラ整備にも関わる重要な仕事。
橋本建設では、まちのため、人のために働ける、前向きな方を募集しています。

(文・濱崎 正子)
投稿日: 2019年12月2日

 

株式会社橋本建設の求人詳細

法人名 株式会社橋本建設
募集業種 土木施工管理=工事現場のマネジメント(工期管理、安全・品質管理、書類作成等)
雇用形態 正社員
応募資格 未経験可、経験者優遇
求める人物像 ・好奇心旺盛で疑問を持つことを大切にしている人
・チームで連携しながら仕事をするのが好きな人
勤務地 本社: 滋賀県彦根市野口町283-1 JR河瀬駅徒歩10分
各現場:滋賀県内 直行直帰可
勤務時間 08:00 – 17:00 (休憩時間90分)
※第2、第4土曜日休日
給与 大学新卒:240,000 円
短大・専修新卒:225,000 円
高校新卒:210,000 円
中途採用:経験考慮のうえ、弊社給与テーブルを基本に応相談
(賞与あり1〜2回/年)
待遇 交通費全額支給・社会保険・雇用保険・勤労者互助会
資格取得に掛かる費用の補助制度、育児休暇・介護休暇・出産休暇
WEBサイト http://www.hashimoto-g.co.jp
メッセージ 道路や構造物をはじめとする「大きい」ものづくりを通して、まちを、暮らしを、社会を、そして未来をつくる “Social Creator” 。地域のみなさまのより良い暮らしを守り・支えるためのまちづくりをしたい方、お待ちしています!
選考プロセス 1)本サイト下部の応募フォームよりエントリーください。
2)1週間以内に弊社、担当者からご連絡いたします。
 <ご希望の場合、事前の会社見学も受け付けております>
3)書類審査実施
4)面接実施(1〜2回)
5)面接後、合否に関わらずご連絡いたします。
6)採用決定

 

株式会社橋本建設への応募について

1. ここで働いてみたい!という方

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