社長の佐野正一郎さん

人とかかわる・つながる

「庭師」という働き方

日本庭園。
それは日本書紀の時代からあったとされる日本独自の価値観が表現された世界。手法や特徴は時代とともに変遷しても、自然や四季が表現される魅力は変わることなく現代へ通じています。

そして、その魅力を守ってきたのは、いつの時代も“庭師”という仕事でした。

滋賀県東近江市佐野町、経験豊かな“庭師”たちがこだわりを持って現代の庭づくり取り組む。それが、造園佐野です。創業12年とまだまだ若い会社ですが、若さゆえのチャレンジ精神と丁寧な仕事で、着実に成長を続けます。

経験と知識が求められる剪定の仕事

「庭は移り変わっていくもの。だから、作って完成、終わりじゃない。作ったところがスタート地点。そこからお客様との付き合いが始まります。庭は季節とともに変わっていく。だから、その移ろいの経過も楽しめる庭づくりすることが大事なんです」

そう話してくださったのは、社長の佐野正一郎さん。

社長の笑顔

佐野社長は、庭の管理にも力をいれると言います。
庭の管理とは、主には庭木の剪定。ピークの7月から12月の間には、約120件もの依頼があるそうです。

ひとくちに剪定と言っても、樹木の種類や成長具合によって、専門的な知識や技術が必要。どの木がどのように枝を伸ばしていくのか?周囲との兼ね合いは問題ないか?植物の成長の先を読みながら剪定していきます。なにより経験がものを言う仕事です。

「工場内に植えられた植栽の年間管理も引き受けているのですけど、大きな工場になると植栽の本数も多くなって、剪定にはすごく時間が掛かるんです。仕事を早く終わらせるには、大勢で行ってパパッと片付ければ良いんですが、うちの社員はこだわりが強くって(苦笑) “中途半端なことするくらいなら全部自分ひとりでやる!”なんて言うくらい、こだわりが強い。一つひとつの仕事に真摯に向き合い、責任を持ってやる。そんな社員の職人気質が、うちの自慢でもありますねぇ」

そう話す佐野社長の顔は、なんだか誇らしげです。

縁側的縁を大切に

ホームページにも書かれている、会社の営業理念。
その中のひとつに、「縁側的縁を大切に」というのがあります。

これはどういうことでしょうか?

「昔は縁側(えんがわ)に座って何気ない世間話をしたりして、縁側が社交の場でしたよね。今は縁側のある家がほとんどなくなってしまったけど、そんな縁側で育まれるようなつながりを大切にしたいと思っているんです」と佐野社長。

「そうそう、この前嬉しいことがあってね…」と話は続きます。

「朝、事務所の前で出かける準備をしているときにいつも出会う、犬を散歩しているおじさんがいたんですよ。でも、引っ越しをされたのか最近顔を合わすことがなくなったなぁと思っていたら、先日その方が知人を通して連絡をくれて。『いつも気持ちいい挨拶をしてくれていた佐野さんに庭を頼みたい』って。すごく嬉しかったです」。

これぞまさに縁側的縁ですね!
大げさなことではなく、当たり前のことをきちんとする。
造園佐野がお客様から必要とされ、着実な成長を遂げてきた所以はそんなところかもしません。

庭という作品を一緒に作り上げる庭師を募集!

造園佐野で今回募集されているのは、もちろん“庭師”の仕事です。仕事内容は、端的に言うと「庭を造る」ということ。
敷地の広さや周辺環境、お客様の要望に合わせ、全体設計から植樹選定、庭石の産地にまでこだわって、作り上げていきます。

庭

その仕事の魅力はどこにあるのでしょう?
入社6年目を迎えた持山直之さんに庭師の仕事の魅力を聞いてみました。

持山さん

「最初は何もないところに土や草木を入れていって、地形ができていって、そして庭という作品を作り上げていく。その過程にやりがいを感じますね。植物とか、自然とかが仕事相手。だから二つとして同じ仕事はないし、そこはほんと面白いですよ」。

いまの社会では様々な作業が機械化されていますが、庭師の仕事は重機を使うことはあっても最後は手作業で仕上げることが多い仕事。庭石ひとつとっても、どの角度で据えるかによって庭の雰囲気が変わります。自分の手で仕上げるというところに仕事の醍醐味があるようです。

同じ庭師の野田穣さんにも話を聞いてみました。持山さんも野田さんも経験20年以上のベテラン庭師です。

野田さん

「外での仕事がほとんどなんで、夏の炎天下とか、冬の寒さとか、体力的には厳しい仕事ですよ。でもその分、時間が過ぎるのはすごく早い。いつも現場が変わるので、常に新鮮な気持ちを保ちながら仕事できます。そしてなにより、お客様に喜んでもらえたときが一番嬉しい」。

そう話す野田さんも、持山さんと同じく経験20年以上のベテラン庭師。

「感性も必要な仕事だから、普段からお洒落に気を使うなど、美意識を高くもつようにしています。個人的には純和風の庭が好きだし、これからは若い世代にも通じる新しい感覚の和の庭が提案していきたいですね」と頷きます。

庭師が直にお客様とやりとりし、提案することもありますが、新規の外構工事などは設計・営業の西村さんと佐野さんが担当しています。

「やりがいを感じるのはやはりお客様に喜んでもらったときですね」と西村さん。
これはどの仕事にも共通する部分。いいものを作り上げ、喜んでもらえたときの達成感が、次の仕事へのモチベーションにつながっています。
女性ならではの細やかな視点で、3DCADを使ったイメージパースを使って、わかりやすい提案を続けます。

風通しの良い社風は定期的な食事会と、社長の柔軟で謙虚な姿勢から!

造園佐野では1~2か月に1回程度、社員みんなで食事会を開催されているそうです。

そのお店を探すのは社長の奥様を含めた女子3人の、とっても重要なお仕事(笑) 仕事の合間に行きたいお店をチェックしたりしているそうです。

そんな和気あいあいとした様子を、ニコニコと嬉しそうに見つめている佐野社長。取材中も「なにか要望があったら言ってや」「これで大丈夫?」と、色々気にかけてくださいます。その姿勢は仕事のときも同じようで「木の剪定をしたついでに草をひいておくとか、花に水をやっておくとか、こうすれば喜んでもらえるかなということは積極的にするように社員にも伝えているんです。ちょっとした気遣いって嬉しいじゃないですか」と話されます。

社長の背中を見て社員は育つ、ではありませんが、トップの姿勢が自然と社員にも浸透していくものなんでしょうね。

集合写真

取材の最後に社長に、社員の皆さんが「社長が柔軟に話を聞いてくれるのですごく働きやすい」と言っていたことを伝えると、「みんなの働きやすい環境を作るのが僕の仕事でしょ。トップの器以上に会社は大きくならない!これを肝に命じて、日々勉強です」とあくまで謙虚な姿勢の佐野社長でした。

これからの時代に必要とされるのは、こんな「目配り、気配り、心配り」ができる会社ではないでしょうか。

(文・福本明子)

株式会社造園佐野の求人詳細
企業名
株式会社造園佐野
募集職種
造園工事・外構工事=現場職人・営業
雇用形態
正社員、アルバイト
応募資格
未経験可、経験者優遇
求める人物像
素直で明るく嘘をつかない前向きな人
勤務地
滋賀県東近江市佐野町501番地3 JR能登川駅 徒歩10分
勤務時間
基本 8:00~17:00
給与
200,000円+各種手当て~(年1回昇給。賞与あり)経験考慮のうえ、応相談
待遇
交通費・社会保険・雇用保険・皆勤手当て・資格手当
WEBサイト
http://zouen-sano.jp/
メッセージ
新しい分野に挑戦していくことを通じて、自社の独自性を発揮していく。また、自社の経営の安定、成長はお客様との繋がりを強める事によって実践して行く。顧客第一手づくり主義でものづくりの好きな集団とし、人財を活かし育てる、関わりのある全てに対して縁側的縁を大切にして人財育成に努める
選考プロセス
1 )本サイト下部のエントリーボタンからエントリー
2 )履歴書・職務経歴書を指定メールアドレスまで送信してください。
3 )書類審査後、採用不採用に関わらず2週間以内にご連絡いたします。
4 )メールにて面談日時を相談の上、決定。
5 )一次面談を実施
6 )面談の結果を全ての方にお知らせ
7 )職場体験トライアル開始(1週間程度)
8 )採用決定

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