自分にフィットする仕事が見つかる！様々な職種にチャレンジできる会社／ヒロホー株式会社 滋賀工場

日本三景・安芸の宮島を有する広島県廿日市市（はつかいちし）に本社のある『ヒロホー株式会社』（以下、ヒロホー）。

お客さまの用途にあわせた物流容器や梱包資材を製造・販売し、西日本を中心に拠点を拡大しています。今回は2016年に開設した滋賀支店・工場にお邪魔し、オーダーメイドのものづくりと職場の魅力についてうかがいました。

多素材を使ったオーダーメイドの物流容器をつくれるのがヒロホーの強み

入社9年目で管轄エリアの統括責任者である「中ブロックブロック長」に就任した島田さん。

ヒロホーは、鉄、プラスチック、紙といった多素材の加工を行う容器メーカーです。お客さまの製品や用途に合わせたオーダーメイドの物流容器の設計・製造・販売を行っています。

4つの事業があり、メタル事業では金属製の大型搬送機器や、ロボットの自動取り出し、積載に対応できる輸送機器をつくっています。プラスチック事業ではプラスチック素材の仕切りや加工箱、真空成形トレイなどを製造し、ダンボール事業では強化ダンボールや異素材と組み合わせた特殊なダンボールも製造しています。もう1つは開発事業で、近年では環境に配慮した自社オリジナル品の開発を特許を取得しながら力を入れています。

「鉄、プラスチック、紙それぞれの良いとこどりをした完全オーダーメイドの物流容器をつくれるのが、ヒロホーの強み。ここ滋賀ではまだ日本に無い新事業もスタートしています」と話すのは島田さん。

「もっといいやり方があるのではないか。ヒロホーは現状に満足せず、様々な新しい機械を導入してまだ世に無い仕組みやモノづくりにチャレンジしています」。

オールマイティーに活躍できる人材の育成をめざしています

作業台で試作品の確認をする島田さん。普段は滋賀工場にてプラスチック製品の設計をしています。

もともとは人見知りで内向的な性格だったという島田さんですが、工場で製造を経験した後にCAD設計を学び、営業もこなせるようになりました。

「お客さまの要望を取り入れながら、製造現場のためにはなるべく簡単な構造にしたい。両方をクリアする設計を考えるのは大変ですが、自分で物事を考える力が身につき成長できました。苦手だった営業も、自分の設計したものを説明する時は不思議と緊張せずに話すことができ、自信もつきました」。

これまでの経験を買われ、2023年の秋には中ブロックのブロック長に就任した島田さん。管轄エリアの責任者として、社員の人材育成にも携わっています。

「私もそうでしたが、一連の仕事の流れを理解することで、部署間のやりとりもスムーズに行えます。ヒロホーでは、製造、設計、営業といった様々な仕事を経験することで総合的な力を身につけ活躍できる人材の育成をめざしています」。

そんなオールマイティーな社員のひとりとして期待されているのが、リングキーパーの佐野さんです。

各部署をつなぎ、社内と社外をつなぐ役目がリングキーパー

中途採用で入社した佐野さん。製造、営業を経て、新たに設計の勉強もはじめています。

前職は自動車製造会社で働いていた佐野さん。大企業からの転職で、最初は色々戸惑いもあったと言いますが、メタル事業部で製造に携わった後、当時、新たにスタートしたannex三重・三重メタル事業部（現在は滋賀支店・滋賀メタル事業部に統合）に異動後は営業として製品を販売、現在は2023年に姫路市に開所したmetanical office 関西で設計を学びながら、メタル事業部のリングキーパーとして活躍しています。

「設計から製造、販売、納品に至るまで全てをコーディネートするのがリングキーパーの仕事です。社内の各部署をつなぐだけではなく、良きビジネスパートナーとして、会社と社外の協力工場をつなぐ役割も担っています」。

製造、営業、設計のできる人材をもっと増やしていきたい！

仕事は入ってから覚えれば大丈夫。スキルは後からついてくると佐野さん。

打ち合わせから設計、製造まで、すべての工程を理解できていれば、お客さまからの要望にもすぐに対応でき、納期の短縮にもつながります。ヒロホーの製品を評価していただき、新規のお客さまから大きな仕事が入った時は特に嬉しいと佐野さんは語ります。

「若い世代がもっと活躍できるよう、製造、営業、設計のできる人材を増やしていきたいです。新しくヒロホーに入ってくれる人は、分からない事は分からないと素直に言ってもらえれば大丈夫。スキルは後からついてくるので、色々なことに積極的にチャレンジしてもらえたら嬉しいです」。

はじめての滋賀暮らし。とても住みやすくて気に入っています！

地元広島の優良企業であるヒロホーに入社できて嬉しいという柳田さん。

広島県出身の柳田さんは入社1年目。大学卒業後、総合職として入社しました。

「母がこの会社でお世話になっているのですが、活き活きと働く母の姿を見て、ヒロホーは女性が活躍できる会社にちがいない。私もここで働きたい！と思いました」。

はじめての勤務先が滋賀工場に決まり、現在は一人暮らしをしている柳田さん。

「色々なことに挑戦したいと思い、転勤も可能と伝えていたので、滋賀工場に配属が決まった時も驚きはなかったです。滋賀県のことは何も知りませんでしたが、とても住みやすくて気に入っています」。

足りないところを補い合えるチームワークが魅力です！

ささいな変化に気づいてもらえる。自分のことを見てもらえている安心感は大きいと柳田さん。

柳田さんが担当しているのは事務業務。営業からの注文書を見て、製品をつくるのに何が必要かを確認し、材料の発注をしています。他にも、製品の値決めに関するリサーチや納期調整のために製造の手伝いなど、幅広い仕事をこなしています。

「部署同士の仲が良く、足りないところを補い合えるチームワークのあるところがヒロホーの魅力だと思います。なかでも、積極的に周りに声をかけ、率先して現場の手伝いをされる森坂常務はみんなの憧れの上司です。そんな熱量の高い先輩方に囲まれているので、自分も業務のスペシャリストを目指して頑張りたいです」。

仕事と子育てが両立できる、今の働き方に満足しています！

入社8年目の中栄さん。子育との時間を第一に考え、今は準社員として働いています。

子供との時間も大切にしながら働ける職場をさがしていたという中栄さんは、残業や土曜出勤のない準社員として働いています。

「小学生と保育園児の３人の子育て中です。保育園のお迎えもあるので、定時に仕事が終われるのはとても助かっています。週末や祝日も家族と過ごす時間が持て、今の働き方に満足しています」。

ヒロホーでは準社員も無期雇用、就業時間や勤務形態についても可能な限り個別対応しています。また、「育ママ応援手当」というサポート制度があり、保育費の一部を会社が負担、３歳未満の園児のいる社員には補助金が支給されます。

「保育費の負担も軽減され、経済的にも助かっています。これまで育児休暇を2度取得しましたが、長期の休み明けも皆さん温かく迎え入れてくださって、子供の学校行事にも気兼ねなく参加させてもらえ、恵まれた職場に感謝しています」。

様々な職種のあるヒロホーでは、自分に合う仕事がきっと見つかります！

滋賀に転勤してきた方から広島の観光地やご当地名物などの話を聞くのも楽しいと中栄さん。

現在はプラスチック事業部の製造を担当している中栄さん。図面を見ながら必要な材料を揃え、材料を切断したりプレスしたりしてプラスチック製品を組み立て出荷しています。

「もともとは事務業務でしたが、ものづくりが好きだったので、希望を出して製造に異動させてもらいました。自分がやりたい！ということを通してくれる会社なので、必ず自分に合う仕事が見つかると思います」。

営業、事務、製造、設計など様々な職種があるヒロホーでは、自分にフィットする仕事がきっと見つかるはず！人との繋がりを大切に、学びたいという意欲のある方からの募集をお待ちしています！

（文：濱崎正子、撮影：藤井彰）

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