売り手よし 買い手よし 世間よし 環境よしの「四方よし」の精神で、地域のインフラ整備工事を手がけ、安全・安心なまちづくりに貢献する『株式会社三東工業社』(以下、三東工業社)。
まもなく創業70周年を迎える同社の強み、会社の魅力を伺いました。
土木と建築、多彩な技術で地域社会を支える
三東工業社は栗東市に本社を置く建設会社です。土木事業と建築事業を2本柱に、地域の様々な課題に取り組んでいます。
会社の基幹事業である土木事業では、トンネル、橋梁、ダム、河川、都市土木、鉄道や高速道路など、私たちの生活に必要不可欠なインフラ建設を通じ、これまで多彩な技術を積み上げてきました。
地盤改良工事、推進土木工事では県内で圧倒的なシェアを誇り、国内10社ほどしか保有していない特殊な「TRD」と呼ばれる工法を使って全国各地に実績を残しています。
建築事業では、公共施設や教育施設、マンション、工場、店舗、事務所など、土地活用からの一貫した提案で高い顧客満足度を得ています。
「四方よし」で環境取り組みも積極的に推進
最初にお話を伺ったのは、代表取締役社長の奥田さん。土木部時代、土山の青土(おおづち)ダムの建設に携わったことが一番の思い出とのこと。
「『技術を社会に、笑顔をあなたに』を合言葉に、地に足つけてコツコツとやってきたことが今につながっていると思っています。近年は情報通信技術の利活用により生産性が飛躍的に向上しましたが、環境負荷の少ない材料や工法を取り入れるなど、SDGsを取り入れた取り組みにも力を入れています」。
近江商人の理念「三方よし(売り手よし 買い手よし 世間よし)」に、「環境よし」を加えた「四方よし」で、今後も地域の未来を支えていきたいと考えています。
女性ならではの視点が大いに役立っています!
「2019年からは女性だけで構成された『建設ディレクターチーム』をつくりました。現場事務所での書類や伝票整理、検査書類の整備など、現場のスケジュールがスムーズに進行するようサポートしてもらっています」と奥田社長。
女性ならではのきめ細やか視点は、土木や建築の現場でも大いに役立っています。
創業70周年を前に、今年度から「一般社団法人滋賀県建設業協会」の第21代会長に就任した奥田社長。建設業界全体の発展に向けても日々活動しています。
ほかにも、米原市出身の女子プロゴルファー・藤田かれんさんとスポンサー契約を締結し話題に。地元滋賀県のスポーツ選手を応援するとともに、会社のPRや人材採用にも力をいれていきたいと考えています。
想像力を膨らませ、仕事を楽しんでほしい
「求める人材は『ロマンチスト』。単に仕事をこなすのではなく、想像力を膨らませてワクワクしながら仕事を楽しんでもらいたい。建設業というと『怖い』『堅い』といったイメージがありますが、そんなことはありません。まぁいっぺん入ってみなはれ!」と満面の笑顔の奥田社長。
自由闊達な企業風土で、面倒見の良い上司や先輩が多いという三東工業社。入社2年目のフレッシュなお二人に話を聞いてみました。
若手がのびのびと挑戦できる職場です
何にもないところから建物が建つ「地図に残る仕事」に魅力を感じ、建築部への配属を希望したという西村さん。現在は上司や先輩のアドバイスを受けながら、一人前の現場責任者をめざして日々奮闘中です。
「入社するまでは、『先輩の言うことは絶対!』みたいな昔ながらの職場をイメージしていたんですが、若手社員の考えにも耳を傾けてくれるし、良いアイデアは取り入れてもらえる。萎縮せずにのびのびと挑戦できる職場です」。
建築部、土木部ともに、工事の段取りを考えて現場を管理することが主な仕事ですが、特に建築部の現場では関わる人の数が多く、数十社の会社が出入りすることもあります。
そんな現場での休憩所で交わす職人さんとの会話も楽しく、仕事に飽きることはないと西村さん。
「何でもかんでも『仕事だから』と構えるとしんどくなるので、人との出会いを楽しみにすることで、仕事も充実するのかなって思っています。一見、無口な職人さんも、こっちから話しかけて仲良くなることで、仕事の話だけでなく、昭和の武勇伝?まで聞かせてくれたり。次はどんな人とどんな話ができるかなって毎日ワクワクしています」。
自分も早く一人前になって、誇れるような実績をつくりたい!と意気込み十分の西村さん。今後の活躍が期待されます。
働きながら学べる環境も整っています
総務部の西口さは、西村さんと同じ入社2年目。自分には裏方で支える仕事が向いていると考え、事務職を希望しました。
もともとは職種で選んだ会社でしたが、出勤簿の管理や発注書の発送といった総務部の仕事のほかにも、営業部や建設ディレクターなど他部署のサポートをすることで、少しずつ建設業のことがわかり、見方も変わってきたと言います。
「以前は工事現場の横を素通りしていましたが、建設業は暮らしに必要不可欠なものをつくる大切な仕事と知ってからは、工事現場の横を通るときに(自社の現場でなくても)『お疲れ様です』って言いたくなります」。
急ぎの案件が入ってきて対応に追われることも多い部署ですが、周りからの「ありがとう」という感謝の言葉が嬉しく、やりがいにもつながっています。
「建設業って怖い人が多いイメージでしたけど、気軽に話しかけてもらえ、わからないことも丁寧に教えてもらえるし、『ひとがいい会社』に入れて良かったなって。資格の取得も積極的に支援している会社なので、働きながら学べる環境も整っているなと感じています」。
やる気があればいちから学べるというのも大きな魅力。三東工業社には、全く異なる分野から入社し活躍している社員もいます。
興味があればゼロからのスタートでも大丈夫!
ものづくりに関わる仕事をしたくて現在の仕事に就いたという中井さん。残業の削減、育児休暇や有給休暇の取得推進など、働き方改革に力を入れているところにも魅力を感じて、入社を決めました。
土木工事の責任者として、測量アプリやドローンの3次元図面など、新しいシステムや機材を活用しながら、現場全体の管理を行っています。
仕事は朝礼から始まり、職人さんに作業指示を出した後は、予定どおり工事が進んでいるかチェック。現場の写真を撮ったり、場合によっては材料の発注も行います。その後、事務所に戻って資料をまとめ、翌日の仕事の段取りを組みます。
「納期は絶対!なので、工事の進捗状況や天候は常に気にかけています。その分、工事が終わったときの開放感、完成したときの達成感は何ものにも代え難いですし、ひとつの現場を終えると、連休が取れることも多く、この仕事ならではの魅力といえるかもしれません」。
大学では社会福祉を学び、土木や建築の知識はゼロだったという中井さん。
「入社後に資格を取得し、働きながら知識を増やしてきました。興味があれば、異なる分野からでも、ゼロからでもスタートしやすい環境があるのは良い会社だなと思います」。
人生は毎日が選択の連続。学生時代に思い描いていた将来と異なる道を選ぶことがあっても大丈夫。大切なのは今からです!
三東工業社では、自由にのびのびと仕事を楽しめる、ロマンチストな皆さんからのご応募をお待ちしています。
(文:濱崎正子、撮影:藤井彰)
株式会社三東工業社の求人詳細
企業名 | 株式会社三東工業社 |
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募集職種 | 土木施工管理技術職、建築施工管理技術職 |
雇用形態 | 正社員 |
応募資格 | 未経験可、経験者優遇 |
求める人物像 | ものづくりが好きでやる気がある人 |
勤務地 | 本社:滋賀県栗東市上鈎480 各工事現場 |
勤務時間 | 8:00~17:00(休憩1時間20分)実働労働時間7時間40分 |
給与 | <新卒採用> 【大卒】258,000円(現場手当、職務手当、調整手当含む。)年1回昇給、賞与2回/年 【短大・専門学校】233,000円(現場手当、職務手当含む。)年1回昇給、賞与2回/年 <中途採用> 経験考慮の上、弊社給与テーブルを基本に決定 |
待遇 | 交通費全額支給、各種社会保険制度加入、中小企業勤労者互助会加入 資格取得に対する受講料の全額補助 |
WEBサイト | https://www.santo.co.jp |
メッセージ | 建設業で働きたいやる気のある方をお待ちしております。 |
選考プロセス | 下記連絡先まで電話かメールでお問い合わせください。 〒520-3022滋賀県栗東市上鈎480番地 株式会社三東工業社 栗東本社 総務部 担当 池本 TEL:077-553-1111 FAX:077-553-3000 E-mail:mikemoto@santo.co.jp 1)面接実施 2)面接後、合否に関わらずご連絡いたします。 |
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