人とかかわる・つながる

“湖北らしさ”を伝える家づくり、地域と歩むコーディネーター

人のつながりを大切にする内保製材の家づくり

入った瞬間に感じる木の香り。薪ストーブがうみだす優しい暖かさ。
日々を暮らしていく中で、家は過ごす時間が長いところ。家には、そこに住む人の“らしさ”が現れてきます。だからこそ、「家づくり」は面白いのかもしれません。

お話を伺ったのは、滋賀県長浜市で人のつながりを大切にした家づくりを続ける内保製材さん。湖北長浜に建つ「暮らしギャラリーふくらの杜」へと、お邪魔してきました。

湖北らしい暮らしを体感できるモデルハウス「ふくらの杜」

「ふくらの杜」は、昔ながらの湖北の家の良いところを現代の住まいに活かした空間。モデルハウスでありながら、ギャラリーやコミュニティスペースとしても使われていて、地域の方とも一緒に様々なイベントが実施されています。内保製材の仕事場も、この中にあります。

出迎えてくださったのは、社長の川瀬之洋さんと専務の川瀬文明さん。おふたりはご兄弟で内保製材を経営されています。

川瀬之洋社長(写真左)と川瀬文明専務(右)

「私の方が年上に見られますけど、社長が兄ですからね」
と、気さくに笑いながら話を始めてくださる専務の文明さん。

内保製材では何を大切にされているのか尋ねてみると、「ただ家や建物を作るのではなく、そこに暮らす人が心豊かに暮らせるように考えた家づくりをしています。」という答えが返ってきました。そして「小さな会社ですが、自分たちにしかできないものを提供しているという自負があるんです」とお二人は口をそろえて言います。

家づくりのコンセプトは「感響の家」。「感性を育み、こころとからだにやさしく響く家」という意味が込められています。また、滋賀県産の木材で滋賀の家を作ることをとても大事にされていて、外壁と内壁の間に空気を通すエアパス工法など環境にやさしい工法も取り入れています。

内保製材は、創業者・川瀬憲三氏が「家づくりへの良質な材木を届けたい」という志から始まった会社。もともとは社名のとおり、材木を加工する製材工場として創業されました。そこから地域との関わりを深めていく中で、工務店事業もスタートします。当初はお客様の注文通りに作る、ごく普通の工務店だったそうですが、やがて量産ハウスメーカーが進出してくると受注は減り、内保製材は窮地に立たされます。

そこで、之洋さんと文明さんが悩んだ末に辿り着いたのが“理念に基づいた家づくり”。創業者・憲三氏の志と、先代から受け継いだ「地域に恩返ししたい」という想いをもとに、「木を活かし、職人の手仕事で建てる家」という方針を打ち立てます。そのコンセプトは「感響の家」と名付けられ、お客様へも広く浸透していきました。

地域とつながり、地域と育つ

之洋さんと文明さんが受け継いだ「地域に恩返ししたい」という想い。それは、様々なカタチで実現されています。

「その地域が良くなろうと思うと、そこに住む人たちが心豊かになることだと思う」そう話をされるのは、社長の之洋さん。

「家だけで考えるのではなく、家がちゃんと外と繋がること、自然と繋がること、近隣とコミュニケーションを取れて地域と繋がること。そうやって感性豊かになる暮らしが日常となってほしいんです」。

実際に「ふくらの杜」では年に何度もマルシェやワークショップが開催されています。

「地域に必要とされる会社ってなんだろう?と考えたんですね」専務・文明さんは続けます。

「そうなるためには“ものづくり”だけの会社で終わってはいけない。地域住民の方に、モノを買う喜びだけじゃなくて、コトを感じる楽しさ、そこで得られる幸せを感じてもらいたい」

開催されているイベントは、どれも楽しそうなものばかり!

11月に開催された「ゆかいな仲間たち『さぁpartyを始めよう』」。ライブも実施されたとか!

12月に開催された「冬 ぽれぽれ ワークショップ マルシェ」。クリスマス、お正月にぴったりなワークも!

「こういう場所を作ることで、本当の意味で地域に必要となる会社になるんじゃないか」と文明さんが話される通り、今では湖北エリアを楽しめるスポットの一つとして雑誌などでも取り上げられています。

家をつくるということは、暮らしを豊かにしたいという願い。そのためには、暮らす中で生まれる喜びも作り出すこと。内保製材さんの根底に、そんな想いを感じる取り組みでした。

お客様と技術者を繋ぐ。コーディーネーターを募集

今回、内保製材が募集されるのは、現場監督(工事監督)という職種。家を実際に建てる工事の段階で、家を注文されたお客様と、実際に建築作業に携わる協力業者の皆さんとの間を取り持つ仕事です。お客様の想いと、職人さんたちの技術をつなぐコーディネーター的な役割。

高度なスキルと知識が必要になるこのポジションですが、内保製材では「次世代の現場監督を育成したい」ということで、建築への志を持っていれば未経験の方でも応募も受付されています。もちろん、すでに経験者の方は歓迎です。

実際に現場監督をされている徳田義彦さんにもお話を伺いました。

徳田さんは以前は別の建築会社に勤めてたそうですが、内保製材の家づくりを知り「こういう、住みたいと思える家を作りたい」ということで、転職を決めたとのこと。「もちろん前職でも良い家を作ってましたけど、内保製材の家は住みたくなりましたね」。

仕事の楽しさについて聞いてみると、「同じ建物は一軒もないというところがやりがいですよ。高い買い物である家に払ってもらう金額に見合った価値のある家を提供できるよう、みんな一生懸命になっているんです」と言います。

「他業種と比べると休みは比較的少なくなるし、拘束時間もどうしても長くなってしまいがちなのがこの業界。それだけに、家づくりが好きだったり、お客さんの気持ちに応えたいという想いがないと、なかなか長くはつとめられないですね」と、現実も教えてくださいます。

「第一に家づくりやモノ作りが好きな人。そして、仕事ができるだけでなく、人を思いやり察することができ、人とのコミュニケーションを好きな人の方がこの仕事には向いている。」と考えているそう。お客様や協力業者さんと密にコミュニケーションをとって、工事を円滑に進めることが必要とされるからです。コミュニケーションに失敗すると板挟みにあってしまうけれども、そうならないように状況をうまく処理できることがとても大事な能力であると考えています。
また、雨で工期が遅れることや、想定外のことが起こることの多い建築現場で、臨機応変に対応できる能力も求められています。

また内保製材では、月一回、社長や専務を含めた社員全員が集まり、当番が作ったカレーを食べながら話をする「カレーの日」など、社内でのコミュニケーションを図るために様々な工夫がされているそう。小さな会社だからこそ経営陣と社員の距離が近く、社内の意思疎通がしっかりとされているのも内保製材の特徴です。

“公務店”内保製材のこれから

現在内保製材では、お客様とは、家を建ててしまったら終わりではなく、つながりを持ち続けるために年1回の感謝祭を開催し、毎回200人を超える来場者があるとか。地域はもちろんのこと、お客様とも長く付き合っていく。その取り組みが新しい出会いも生み出しています。

内保製材ではこの先、暮らしにかかわるサービスの部門や、家具や食べ物に関わる事業、薪ストーブを中心とした山とかかわる事業、そして同じ感性を持った人が集まる「感響の家」の分譲住宅を行う不動産の部門も立ち上げていきたいと考えているそう。

地域に根差した“公務店”内保製材の現場監督として、人と、家づくりと向き合う。自分たちにしかできない家づくりをしたい。建築に熱い志を持ったあなたを、川瀬さんたちは待っています。

(文・しがトコ編集部)

内保製材の応募詳細

◆募集職種
工事/設計/営業
◆応募資格
・木が好きな方/天然木の家づくりに興味がある方
・人と話すのが好きな方
・未経験可
◆雇用形態
正社員(試用期間6ヶ月)
◆求める人物像
・笑顔が素敵な方
・この紹介動画を見て共感してくれる方
http://www.uchiboseizai.com/co_mame/Fmk20161227164145-348.html
◆勤務時間
8:00~17:00
◆勤務地
ふくらの杜/滋賀県長浜市内保町7番地
(マイカー通勤可)
◆給与
20万~40万(能力/経験によって柔軟に対応します)
◆休日
日曜&隔週土曜&祝祭日
(営業は水曜日&隔週日曜日&祝祭日)
年末年始・夏季休暇
年間休日100日程度。
◆待遇
交通費支給、社会保険完備
中退共加入、社外福利厚生サービス加入
賞与年2回
◆採用予定数
若干名
◆選考プロセス
1次面接→2次面接→内定
(まずは気軽にご連絡ください)
◆WEBサイト
http://www.uchiboseizai.com/
◆メッセージ
滋賀県産の木材を使った、オーダーメイドの家づくりに興味のある方と働きたいです。
丁寧な暮らしを大切にできる、丁寧な家づくりを一緒にしませんか?

アットホームな雰囲気で、地域の人とのイベント企画なども目白押し。
感じて響く、感響の家づくりを真面目にすすめていきましょう!

内保製材のご応募

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