Now on LOCAL!〜地方の可能性と、シアワセな就活を考える〜@滋賀・米原

イベントの様子

2018年6月30日、滋賀県米原市の隣町パーラーにて、イベント「Now on LOCAL!〜地方の可能性と、シアワセな就活を考える〜」が開催されました。

採用・起業・副業・地域活性化の現場をよく知った上で、地方に可能性を見出した大人たちが「はたらく」についてぶっちゃけるトークイベント。

「就活の本質ってなんだろう?」「これからの働き方ってどうなるんだろう?」
学生と大人が真正面から向き合って考えていきます。

「はたらく」のプロがぶっちゃけます!

今回のゲストはお二人。

1人目は、羽山暁子さん。
大学卒業後、大手人材ビジネス企業に入社し、新卒採用、社内研修、メンタルヘルス等、幅広い人事を経験されました。
2015年、仙台にIターンしたことをきっかけに独立。「『働くことが楽しい』という大人を増やしたい」と、幅広く活躍されています。

2人目は、横田親さん。
大学卒業後、株式会社リクルートキャリアに入社。リーマンショックを機に、地域の雇用を創出すべく兵庫県丹波市へ移住されました。
経営者塾の運営、採用アドバイザー、NPOアドバイザー、市民活動サポーターとして活動しながら、今春より株式会社デンソーに入社して新規事業にも関わり、好きや得意を生かした自由な働き方を実践されています。

モデレーターは、株式会社いろあわせ代表取締役 北川雄士です。
広告代理店でのCM制作営業を経て、ITベンチャーにて人事を経験。
2014年に独立、翌年に「魅力の再発見」を掲げ、株式会社いろあわせを設立し、同年末に地元滋賀へ移住しました。

ゲストの方の「就活時代」は?

まずはじめに、ゲストの方々がどんな就職活動をされていたのか、お聞きします。

「わたしの就活は大失恋から始まったんですよね」そう語るのは羽山さん。
失意のうちに始めた就職活動の中で、友人に勧められて人材業界を受け始めます。そんな中、面接に行った企業で社長さんがとても親身に話を聞いてくださったのが印象的で、その企業に行きたいと思ったそうです。
「皮膚で呼吸するように、自分らしくいられる場所だと思いました」

一方で、横田さんは、「就活はひたすらに楽しかったですね〜」と話し始めます。
自己分析をし続けていくと「変人に会えば成長する」ことがわかったという横田さんは、面接でひたすらにこの言葉を繰り返し、内定をもらったとのこと。
「人間はどうせ死ぬんだから、と考えると好きなことをやって生きたいと思いました」

ちなみに北川さんは、休学2回、就活を3回経験したことを話されました。
やりたいことがわからないまま迷走したものの、「ワクワクのプロフェッショナルになる」という考えにたどり着き、がむしゃらに就活をしたそうです。

地方ってホントに面白い?

後半は、パネルトークへ。ゲストの方が考えたテーマがスクリーンに映し出されます。
9つのテーマの中から、参加者が選んだのは「地方ってホントに面白いの?」というもの。

2015年に仙台にIターンした羽山さんは、「選択肢あるときは、今とのギャップがある方を選ぼう!」と口を開きます。
東京に住んでいた頃は、東京がマジョリティだと思っていたけれど、地方に住んでみると地方がマジョリティだということに気づいたとのこと。
「地方は圧倒的に課題が多い。でもその分、仕事があるってことだから可能性しかないよね。」

「逆に東京が面白いのか?というと、そうでもないかも。」そう話すのは、北川さん。
東京には何かありそう、東京なら成長できそう、としたフワフワしたイメージを持ったまま上京しても、東京に搾取されてしまう可能性があると言います。
地方は、まだまだプレーヤーが少ない分、好きなことを全力でできる「余白」がある。
「やりたいことがない、東京じゃなくてもいいかも、と思っている学生にこそ、地方をオススメします!」

自分の枠を広げる「はたらき方」を

近年は働き方が多様化していると言いますが、まだまだ若者が都会に一極集中しているという事実は変わりません。

「とりあえず東京」といった考えだけでなく、「地方もありかも」と少し視点を広げてみることが自分の枠を広げることになるのかもしれません。

Local Intern Camp 2018 は、地方の「はたらく」をリアルに感じられるプログラム。
湖北の企業で実際に働くことで、「はたらく」ことについて本質的に向き合います。

「ローカルの選択肢を、おもろく、美味しく、楽しく、伝えます!」
興味のある方はぜひ、ご参加くださいね。

公式サイト

(文:馬場 奏)

 

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